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タイのチェンマイで1年に1度開催されるコムローイ祭りをご存知ですか?そう、あのランタンが夜空に一斉に放たれる、とーっても幻想的なお祭りです!ところで、コムローイ祭りの起源って? コムローイ祭りにはどんな歴史があるの? 起源や歴史も知っておくと、お祭りをより深く楽しめますよね。ここではそんなコムローイ祭りの歴史と起源についてまとめました。

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またお祭りの意味と由来についても別の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

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タイのチェンマイってどんな場所?

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コムローイ祭りが行われる、タイのチェンマイ。名前はよく聞くけど、どんな場所なの?

タイ有数の観光地・古都

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チェンマイはピン川のほとりに広がるタイ北部最大の都市。バンコクと並びタイを代表する人気の観光地です。100を超える大小さまざまな寺院が残る古都であり、伝統の手工芸品が今でも生産されています。寺院のほか、市場やナイトバザールも人気の見どころです。

独自の文化・伝統が残る芸術の街

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チェンマイはモン族、ビルマ族など複数の民族が交流するなか発展し、寺院の建築様式、料理、工芸、服飾などのさまざま分野で独自の文化を築き上げました。かつてこの地域一帯を治めたランナー王朝から由来し、その独自の文化は「ランナー文化」と呼ばれています。その特徴はビルマとタイの要素が融合した独自のスタイル。名物・特産品はタイシルク、タイコットン、木彫、漆器、銀製品などの伝統工芸品です。また近年はタイ芸術の拠点としても知られています。

周辺の美しい山岳地帯と少数民族も魅力

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チェンマイの周辺はタイ最高峰ドイ・インタインなどが連なる美しい山岳地帯。平野部よりも気温が低く避暑地としても人気があり、トレッキングツアーなどもたくさん行われています。さまざまな少数民族が暮らす村を訪ねるツアーも人気です。


タイ・チェンマイのコムローイ祭りとは?

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コムローイ祭りとはそもそもどんなお祭りなの? 次にお祭りの概要を簡単にチェックしましょう!

タイで行われる世界最大の仏教のお祭り

コムローイ祭りは、年に1度タイのチェンマイで開催される仏教のお祭りです。メインイベントでは、ブッタへの敬意を込めて「コムローイ」と呼ばれる熱気球(ランタン)に火を灯し、一斉に空に放ちます。
この熱気球(ランタン)を夜空に打ち上げる様子は、息をのむほどの美しさ。その幻想的な光景は、SNSやメディアなどでも話題となり、日本でもますます注目度が高まっています。

コムローイ祭りを英語で書くと?英語表記のスペル(つづり)は?

英語

コムローイ祭りは、英語で
「Khom Loi(Festival)」もしくは
「Khom Loy(Festival)」と表記します。

ちなみにコムローイの「コム(Khom)」はタイ語で「光」の意味、「ローイ(Loi)」は「浮く」といった意味があるそうです。なのでコムローイは直訳すると、光が浮く=光り輝く空飛ぶ灯篭という意味なんですね。

またランタン、灯篭をコムローイと呼ぶのはタイ語の表現です。英語ではスカイランタン「Sky Lantern」と表現します。

ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモデル

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幻想的なコムローイ祭りの光景は、あの有名なディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモデルになったことでも有名です。女性なら特に、ラプンツェルでの名シーンに魅せられて、コムローイ祭りに行きたくなった方も多いはず!ディズニーアニメをあまり見ない私も、ラプンツェルはしっかりチェックしました♪

コムローイ祭りには外国人向けと現地人向けがある

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コムローイ祭りは2013年より、外国人向けのものと、ローカル・現地人向けのものの2つに分かれて開催されるようになりました。外国人向けのものが「イーペン・ランナー・インターナショナル」、ローカル・現地人向けのものは「イーペン・サンサーイ」と呼ばれています。しかし現在は、「イーペン・サンサーイ」は開催されなくなってしまいました。

外国人向けの「イーペン・ランナー・インターナショナル」では、お祭りのメインイベントであるコムローイの一斉打ち上げが行われます。そしてこれに参加するためには、会場への入場チケットが必要になります。


チケットについての詳細はこちらの記事にまとめていますのであわせてご覧ください。

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コムローイ祭りの起源は?

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コムローイ祭りの起源って何なの??

サンサーイ祭りとコムローイ

コムローイ祭りと言えば、熱気球(ランタン)を夜空に打ち上げる幻想的な光景が有名ですよね。このコムローイ(ランタン)を上げる習慣はチェンマイの「サンサーイ」というエリアで行われていた行事です。その行事は「サンサーイ祭り」と呼ばれ、天のブッタに感謝の気持ちを捧げる目的で行われていました。

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ロイクラトン(イーペン祭り)と融合

一方チェンマイでは、このサンサーイ祭りとは別の時期に、花やロウソクで飾った灯篭(クラトン)を川に浮かべて水の精霊にお祈りをする、灯籠流しの行事「ロイクラトン(イーペン祭り)」も行われていました。

やがて、それら2つのイベントが同じ時期に行われるようになり、現在の「イーペン・サンサーイ祭り(現地人向けコムローイ祭り)」となったそうです。


コムローイ祭りの歴史は?

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コムローイ祭りの簡単な歴史の流れを見ていきましょう!

2つの伝統的行事から誕生したイーペン・サンサーイ

「ロイクラトン(イーペン祭り)」が川の恵みに感謝をし、灯篭を川に流す行事であるのに対し、「サンサーイ祭り」は天の仏様に感謝を捧げるためのお祭りです。そして2つのお祭りが同じ時期に行われることになって生まれたのが「イーペン・サンサーイ祭り」でしたね。これは現在の、現地人向けのコムローイ祭りとなっています。

イーペン・サンサーイが外国人に大人気に

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「イーペン・サンサーイ祭り」は読経や瞑想の時間があるなど、現地人による宗教色の濃いお祭りです。しかしコムローイ(ランタン)の打ち上げがあまりにも美しかったため、信者ではない宗教とは全く関係のない観光客が殺到するようになりました。「イーペン・サンサーイ祭り」の主催者や信者からするとそれは好ましくなかったようです。

イーペン・ランナー・インターナショナルの誕生

そこで、宗教的な意味合いを少なくして、観光客が気軽に文化に触れられるイベントとして、外国人向けのイベント「イーペン・ランナー・インターナショナル」が生まれました。ここでは「イーペン・サンサーイ祭り」と同じように外国人もコムローイの打ち上げができ、美しい光景が見られます。それが年々さらに人気が高まっていき、今に至っています。

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コムローイ祭りの歴史と起源まとめ

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コムローイ祭りは「サンサーイ祭り」が起源となり、その後「ロイクラトン(イーペン祭り)」と融合することで、現在のかたち「イーペン・サンサーイ」へと変化していったのですね。コムローイ(ランタン)が夜空に放たれる光景ばかりに注目が集まり、それだけが取り上げられがちですが、実は本来は灯籠流しの儀式と同時に行われるようになった行事なのです。この灯籠流しの儀式は今でもタイ全域で行われていて、タイ人にはとっても馴染みのあるものとなっています。


またお祭りの意味と由来についても別の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

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さいごに

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お祭りの歴史や起源を知ると、より想い入れができて好奇心も深まりますよね。本来は地元の方たちだけで行われていた伝統的な行事に、私たち外国人も参加ができる場を設けていただいたことはとても有難い特別なことだと思っています。同時に、それは私たち外国人もコムローイ祭りの新たな歴史を刻む役割を担っているということです。地元の方たちはもちろん、彼らの歴史や伝統も尊重し、真心をもってお祭りに参加をしたいですね。



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