タイの観光で今 “人気急上昇中の場所” と言えば、ピンクの象(ガネーシャ像)で有名な「ワット・サマーン・ラッタナーラーム」!
巨大なピンクガネーシャのいるこのお寺は、バンコクの有名寺院とはまた趣が異なり、タイの地元民に愛されるローカル感満載の場所となっています。
ここでは、そんな今注目の「ピンクガネーシャ」について
★ 地図と場所
★ 交通手段別のアクセス方法
★ 所要時間と交通費
★ ピンクガネーシャからの帰り方
などをご紹介しています。
こらから訪れる方の参考になれば嬉しいです^^
それではさっそくチェックしていきましょう!
※記事内のお金の単位は一部【タイバーツ(B)】で表記しています。タイバーツのレートについてはこちらで確認できるので参考にしてくださいね。
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目次
タイのピンクのガネーシャ像とは?
ピンクの象(ガネーシャ像)は「ワットサマーンラッタナーラーム」というバンコク郊外のお寺にあります。
祈願成就までのスピードがとても早いことで有名で、タイのパワースポットとして知られています。
もともとはタイの地元民の間で人気のあるお寺でしたが、そのインパクトある姿が写真映えするということで今では観光客の間でも人気が出ているお寺です。
そんなピンクガネーシャ像「ワットサマーンラッタナーラーム」のご利益や参拝方法などについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
▶︎▶︎ピンクのガネーシャ像【参拝方法とご利益】ワットサマーンラッタナーラームとは?
ピンクのガネーシャ像の場所と地図・住所
まず、ピンクの象(ガネーシャ像)のいるお寺「ワットサマーンラッタナーラーム」の場所と地図をチェックしましょう。
下記の地図の通り、ワットサマーンラッタナーラームはバンコク市内ではなく、バンコクから車で1時間半ほどの距離にある「チャチュンサオ(Chachoengsao)」という地域にあります。
こんな離れた場所にあるにも関わらず、人気の観光地となっているのがスゴイですよね!
ピンクの象がいるチャチュンサオの地図
ワットサマーンラッタナーラームの住所
住所:Moo 2, Tambom Bang Kaeo, Amphoe Muang Chachoengsao, Chachoengsao
ワットサマーンラッタナーラームはチャチュンサオの駅やバスターミナルからは車で30分ほどの距離にあります。
ピンクのガネーシャ像への行き方・アクセス
では次に、ピンクの象(ガネーシャ像)のいるお寺「ワットサマーンラッタナーラーム」への行き方と交通手段を見ていきましょう。
バンコクからワットサマーンラッタナーラームへ行く方法は、大きく分けて
① 現地ツアーで行く方法
② 個人で自力で行く方法
の2つがあります。
① 現地ツアー(オプショナルツアー)に参加して行く
ここ最近のピンクガネーシャ人気により、バンコク出発の日帰りツアーを企画している旅行会社も増えてきています。
滞在日数が少なくて効率的に移動したい人、ピンクガネーシャ像だけではなく他の観光地にも立ち寄りたい人、タイが初めての人などはオプショナルツアーに参加して行く方法がおすすめです!
現地ツアー(オプショナルツアー)の料金は?
現地発着のオプショナルツアーは、ピンクガネーシャの他、近郊観光地や人気スポットの観光が2〜3箇所セットになったものがほとんどです。
料金はプランにもよりますが、だいたい2000B前後。
旅行会社によっては、人数が増えると値段が安くなったり、日にち指定の格安ツアー(1000B程度)を企画していたりもするので、人数や日程などの条件にあわせて選んでみてくださいね^^
現地ツアー(オプショナルツアー)を企画している旅行会社は?
オプショナルツアーを企画している旅行会社はたくさんありますが、ここでは事前に日本から予約できる日本語対応のサービスや旅行会社をいくつかピックアップしてみました。
(オプショナルツアー予約・販売専門の会社)
▶︎▶︎「VELTRA(ベルトラ)」で予約
▶︎▶︎「Hello Activity(ハローアクティビティ)」で予約
▶︎▶︎「klook(クルック)」で予約
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② 個人(自力)で行く
ピンクのガネーシャ像へは、少し不便ですが個人で自力で行くことも可能です。
時間に余裕がある人、自分のペースで観光したい人、ローカルな交通手段を利用してみたい人などは、個人で行く方法がオススメです!
個人で行く交通手段は?
個人でピンクガネーシャに行く方法は、主に次の3つの交通手段があります。
1)ロットゥー(ミニバス)とソンテオ(乗合タクシー)を乗り継いで行く
2)鉄道(電車)で最寄り駅まで行く
3)タクシーをチャーターする
※ロットゥーはミニバンを改装した小型のバス(料金前払い)
※ソンテオは小型トラックの荷台にベンチを設置した乗合タクシー(料金後払い)
それぞれの交通手段別のアクセス方法については、次の章で詳しく解説していきますね。
ワットサマーンラッタナーラームへ個人(自力)で行く方法
ここでは、ピンクガネーシャのいる「ワットサマーンラッタナーラーム」へ個人で自力で行く方法をご紹介します。
ワットサマーンラッタナーラームへ個人で行く場合、主に下記の3つ
① ロットゥー(ミニバス)とソンテオ(乗合タクシー)
② 鉄道(電車)
③ タクシー
の行き方(交通手段)があるということは、すでにお伝えした通り。
それでは、それぞれの交通手段について詳しく説明していきますね。
※よく利用されているのは【①のロットゥーとソンテオを利用する行き方】になります。
※【③のタクシーをチャーターして行く方法】は時間が自由に使えるので、人数が多い場合はオススメです。
①【ロットゥーとソンテオ】で行く場合
下記の地図の通り、
・バンコクからチャチュンサオのバスターミナルまではロットゥー(ミニバス)を利用
・バスターミナルからピンクガネーシャのお寺まではソンテオ(乗合タクシー)を利用
してアクセスします。
※ロットゥーはミニバンを改装した小型のバスで、乗車前にバスのチケットの購入が必要です。
※ソンテオは小型トラックの荷台にベンチを設置した乗合タクシーで、降りるときに直接運転手さんに料金を支払います。
ロットゥーとソンテオでのアクセス方法
バンコクのBTSエカマイ(Ekkamai)駅そばにある東バスターミナル(エカマイ)まで行きます。
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東バスターミナル(エカマイ)から、チャチュンサオ(Chachoengsao)行きのロットゥー(ミニバス)に乗ります。
※乗車チケットはあらかじめ窓口(18番窓口)で購入します。チケットは途中で確認されることもあるので、捨てずに最後まで持っておいてくださいね。
※チャチュンサオ到着まではトイレに行けないので、出発前に済ましておくと安心です。
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チャチュンサオのバスターミナルに到着したら「ワットサマーンラッタナーラーム」行きのソンテオ(6265番)に乗り換えます。
※ソンテオはチケットなどを買う必要はありません。料金は降りた時に運転手さんに直接手渡します。
※チャチュンサオのバスターミナルにはトイレがあるので、乗り換える前に利用することができます。
※【追加情報】ソンテオに乗れる時間帯は、15時くらいまでになります。15時を過ぎた場合は、トゥクトゥクやタクシーを利用してくださいね。
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ピンクガネーシャのいる「ワットサマーンラッタナーラーム」に到着。(帰り方は次の章で解説しますね。)
ロットゥーとソンテオの所要時間
東バスターミナル(エカマイ)からチャチュンサオのバスターミナルまで【ロットゥーで1時間30分〜2時間】
(ロットゥーは5時〜20時の間に20〜30分おきに運行)
チャチュンサオのバスターミナルからピンクガネーシャまで【ソンテオで30〜40分】
(ソンテオは人数が集まり次第出発)
※【追加情報】ソンテオに乗れる時間帯は、15時くらいまでになります。15時を過ぎた場合は、トゥクトゥクやタクシーを利用してくださいね。(トゥクトゥクの相場は250〜500B)
ロットゥーとソンテオの料金
東バスターミナル(エカマイ)からチャチュンサオのバスターミナルまで
【ロットゥー片道99B】
チャチュンサオのバスターミナルからピンクガネーシャまで
【ソンテオ片道30B】
【トゥクトゥク利用の場合は片道250〜500B】
※料金は変更になっている場合もあるので現地でご確認くださいね。
②【鉄道(電車)】で行く場合
ピンクガネーシャ「ワットサマーンラッタナーラーム」の最寄駅は、チャチュンサオ・ジャンクション(Chachoengsao Junction)駅になります。
バンコクから最寄駅まで電車で行き、駅からピンクガネーシャまではタクシーやトゥクトゥク、ソンテオ(乗合タクシー)などを利用してアクセスします。
※鉄道は便が少なめな上、車内環境もあまり快適ではない(冷房がない、椅子がかたい etc)ので、利便性や快適さを求める方にはあまりオススメではありません。
電車でのアクセス方法
バンコクの国鉄クルンテープ(Krungthep)駅〈別名:フアラムポーン(Hua Lamphong)駅〉まで行きます。
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クルンテープ駅(フアラムポーン駅)からチャチュンサオジャンクション(Chachoengsao Junction)駅まで電車で向かいます。
※チャチュンサオジャンクション駅では、駅の看板が見にくかったり、到着のアナウンスがされなかったりもするので、降り過ごさないように注意してくださいね。
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チャチュンサオジャンクション駅に到着したら、タクシーやトゥクトゥクでピンクガネーシャまで向かいます。
(もしくは駅からチャチュンサオのバスターミナルまで行き、そこからピンクガネーシャ行きのソンテオに乗ります。チャチュンサオの鉄道駅からバスターミナルへは徒歩かソンテオで行くことができます。)
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ピンクガネーシャのいる「ワットサマーンラッタナーラーム」に到着。
(帰り方は次の章で後ほど解説しますね。)
電車の所要時間と時刻表
クルンテープ駅(フアラムポーン駅)からチャチュンサオジャンクション駅まで【電車で1時間30分〜2時間】
(電車は6時〜18時ごろの間に1〜2時間おきに運行)
チャチュンサオジャンクション駅からピンクガネーシャまで【タクシーで約30分】
※電車の正確な時刻表については、下記のタイ国鉄ホームページで確認してくださいね。
▶︎▶︎【外部サイト】タイの国鉄HP・時刻表へ(タイ語/英語)
「Origin(出発)」のところに【Bangkok】を、「Destination(目的地)」のところに【Chachoengsao Junction】を選択して〈check〉をクリックすると最新の時刻表が表示されます!
※英語表記を選択してご覧ください。
電車の料金
クルンテープ駅(フアラムポーン駅)からチャチュンサオジャンクション駅まで【電車片道13〜57B】
チャチュンサオジャンクション駅からピンクガネーシャまで【タクシー片道100〜150B】
※電車の料金は、座席のクラスによって異なります。
※最新の料金については、上記のタイ国鉄ホームページで確認できます。時刻表のところにある「Fares」のところをチェックしてしてくださいね。
③【タクシー】で行く場合
バンコクでタクシーをチャーターして行くことも可能です。
人数が多い場合や自分のペースで観光したい場合、ピンクガネーシャ以外の場所にも立ち寄りたい場合などにオススメの方法です。
タクシーのチャーターの仕方は?
タクシーをチャーターするには、主に下記の3つの方法があります。
1)直接タクシーの運転手さんに交渉する
2)タクシー予約アプリGrab Taxi(グラブタクシー)を利用する
Grab Taxi(グラブタクシー)の使い方については下記のサイト(TRIPPINGさん)の記事が参考になります。
▶︎▶︎Grab Taxi(グラブタクシー)の使い方をチェック
3)旅行会社に依頼する
現地ツアー会社などを通して、タクシーのチャーターを申し込むことも可能です。参考までにTRIPULLさんのタクシーチャータープランをこちらに掲載させていただきます。
タクシーチャーターの料金は?
タクシーのチャーター料金の目安は、直接交渉の場合だと往復で1500〜2000B程度。
Grab Taxi(グラブタクシー)や旅行会社を利用する場合は、これに手数料や人件費などが加算されるかたちになります。
ピンクのガネーシャからバンコクへの帰り方は?
最後に、ピンクガネーシャ「ワットサマーンラッタナーラーム」からバンコクまでの帰り方を確認しておきましょう。
基本的には、行きのルートをそのまま戻るかたちになります。
① チャチュンサオのバスターミナルまで戻る
② バスターミナルからバンコクまで戻る
① チャチュンサオのバスターミナルまで戻る
ピンクガネーシャからチャチュンサオのバスターミナルまではソンテオ(乗合タクシー)が運行しています。
ソンテオの乗り場は、3つの首を持つ象の神様がいる広場(行きのソンテオを降りた場所と同じ)になります。
ソンテオの運行時間(時刻表)と料金
チャチュンサオのバスターミナル行きソンテオは
・11時20分〜16時50分の間に11本(30分〜1時間おき)に運行
・料金は片道30B
・所要時間は30〜40分
になります。
※時刻表は乗り場のところに看板があるので、着いた時に確認しておくと安心です。
※乗車前に、運転手さんに「チャチュンサオバスターミナル?」と行き先を確認しておくと安心です。
② バスターミナルからバンコクまで戻る
チャチュンサオのバスターミナルからバンコクまでは
1)ロットゥー(ミニバス)
2)鉄道(電車)
などを利用して帰ることができます。
ロットゥー(ミニバス)での帰り方
チャチュンサオのバスターミナルから、バンコク東バスターミナル(エカマイ)行きのロットゥーに乗ります。
※乗車前にあらかじめ窓口(14番)でロットゥーのチケットを購入します。
(この時「バンコク」ではなく「エカマイ」と伝えましょう。)
チケットを購入すると、エカマイ行きのロットゥー乗り場の番号も伝えてくれます。
※ロットゥーの料金は行きと同じで99B、所要時間は1時間30分〜2時間です。
鉄道(電車)での帰り方
チャチュンサオのバスターミナルから、国鉄のチャチュンサオ・ジャンクション(Chachoengsao Junction)駅まで行きます。
※バスターミナルから駅へは徒歩かソンテオで行くことができます。
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国鉄チャチュンサオジャンクション駅からバンコク方面の電車に乗ります。
※電車の時刻表や料金については、下記のタイ国鉄ホームページで確認してくださいね。
▶︎▶︎【外部サイト】タイの国鉄HP・時刻表へ(タイ語/英語)
「Origin(出発)」のところに【Chachoengsao Junction】を、「Destination(目的地)」のところに【Bangkok】を選択して〈check〉をクリックすると最新の時刻表が表示されます!
※英語表記を選択してご覧ください。
ピンクガネーシャ「ワットサマーンラッタナーラーム」の行き方まとめ
バンコクから、ピンクガネーシャのいる「ワットサマーンラッタナーラーム」へ行く方法は
① ツアーに参加して行く
② ロットゥー(ミニバス)とソンテオ(乗合タクシー)を乗り継いで行く
③ 鉄道(電車)で最寄り駅まで行き、そこからタクシーやソンテオを利用して行く
④ タクシーをチャーターする
などの方法があります。
よく利用される行き方は、③のロットゥーとソンテオで行く方法になります。
日程や時間に限りがある人、効率良く周りたい人は①のツアーに参加する方法、
人数が多い人や自分のペースで観光したい人は④のタクシーをチャーターする方法
もオススメです。
またピンクガネーシャでの服装や時間、入場料などの基本情報については、下記の記事を参考にしてくださいね。
▶︎▶︎ピンクのガネーシャ像【服装・時間・入場料・周辺情報】基本情報まとめ
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※旅行のプラン&費用の検討を1社だけで済ませていませんか?
全く同じ条件でも、旅行会社によって料金やプランは異なってきます。
なので旅行を計画する際は、複数の会社へ問い合わせするのが基本!
でも1社1社個別で問い合わせするのはとても面倒ですよね・・
そんな時に役立つのが、「タウンライフ旅さがし」というサイト。
希望の条件を入力するだけで、複数の旅行会社の見積りを一括で申し込むことができます♩
完全無料で利用できるので、使わない手はありません!
自分の旅費が割高でないか、一度チェックしてみることをオススメします。
さいごに
ピンクガネーシャのいる「ワットサマーンラッタナーラーム」へ行く外国人は、ほとんどが日本人観光客のような印象でした。
そのためバスターミナルなどでは日本語の案内もされていて、迷うこともほとんどないかと思います。
さらに道中は、日本人観光客に遭遇する確率もかなり高いです。(私の場合は、行きのロットゥーとソンテオは半分が日本人でした。)
ピンクガネーシャはバンコクから少し離れてはいますが、途中で不安になったりすることもなく、女性でも十分ひとりで行くことができると思います。
時間に余裕のある方は、ぜひローカルな交通手段にもトライしてみてくださいね♩