✔︎ 海外旅行でWiFiを安く使いたい
✔︎ 使い放題だとデータ量を持て余しそう
✔︎ 定額制ではなく、使った分だけ払えばOKなサービスはないの?
と思っている人も多いはず。
結論からお伝えすると、
「使った分だけ払えばOK」な海外WiFiは、いくつかあります!
ただし会社によって、
・使った「日数分」だけ支払うパターン
・使った「容量分」だけ支払うパターン
があるので、しっかりサービス内容を確認することがポイントです。
また「使った分だけ払えばOK」な海外WiFiは、【WiFiをそれほど使わない人】がお得になりやすいサービスになります。
「WiFiをたくさん使いたい!」という人は、定額制(使い放題)のサービスの方がお得になる可能性もあるので、あわせて検討してみてください^^
この記事では、WiFiをそれほど使わない人に向けて
✔︎ しっかりしたサービスで安心して利用できる会社
✔︎ 比較的安く利用できる会社
をご紹介しています。
「海外でのWiFiを使った分だけ払いたい!」
という人は、ぜひチェックしてくださいね^^
目次
使った分だけ払えばOK!おすすめ海外WiFiはコレ!
「使った分だけ払えばOK」な海外WiFiは、大きく分けて次の3つのタイプがあります。
① 海外旅行の時だけ端末をレンタルするタイプ
② 端末を購入してチャージするタイプ
③ 日本で月額契約して海外では使った分だけ支払うタイプ
ここでは、それぞれのタイプごとにオススメの会社を紹介していきますね。
① 海外旅行の時だけ端末をレンタルするタイプ
レンタルタイプでおすすめの会社は、
になります。
使った「日数分」だけ通信料を支払うサービスで、WiFiを使っていない日は通信料は発生しません。
(ただし、1日220円の端末レンタル代は発生します。)
※レンタルタイプで「使った分だけ払えばOK」な海外WiFiは、私が確認した限りではこの1社のみでした。(記事作成時点)
通常のWiFiレンタルだと、WiFiを使用する・しないに関わらず、1日ごとの定額で料金が発生するのが一般的です。
なので「海外WiFiレンタルショップ」のサービスは、かなり特殊(画期的!)かと思います。
レンタルタイプはこんな人にオススメ!
レンタルタイプの海外WiFiは、
✔︎ 海外旅行のときだけWiFiを使いたい
✔︎ 年に1〜2回くらいしか海外に行かない
✔︎ 日本ではWiFiルーターを使わない
といった人に特にオススメです!
「海外WiFiレンタルショップ」については、別途こちらの記事↓↓で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてくださいね^^
▶︎▶︎ 長時間フライトの人にオススメ!電源オフの日は通信料0円になるWiFiレンタル
② 端末を購入してチャージするタイプ
端末購入タイプでおすすめの会社は、
になります。
初期費用(端末購入代)は必要になりますが、
1度WiFi端末(ルーター)を買ってしまえば、毎月の基本料金(月額費用)は発生しません。
あとは使いたいタイミングで、必要な「容量分」をチャージするだけでOKです。
端末購入タイプの海外WiFiは他にもありますが、
・料金が安い(1GB 500円〜)
・海外だけでなく日本でも利用できる
・1台あれば複数の国で利用できる
・手数料・解約金が不要
といった条件を満たしている点で「Trip Wifi」をオススメしています^^
また端末購入タイプのWiFiは、旅行の度に契約手続きをしたり返却したりする手間がかからないのがメリットです。
端末購入タイプはこんな人にオススメ!
端末購入タイプの海外WiFiは、
✔︎ 年に複数回(3回以上)海外旅行にいく
✔︎ 海外利用がメインだけど、日本でも時々WiFiを使いたい
✔︎ 海外旅行の度にWiFiをレンタルするのが面倒
といった人に特にオススメです!
③ 日本で月額契約して海外では使った分だけ支払うタイプ
月額契約タイプでおすすめの会社は、
【クラウドWiFi】
になります。
海外でも使える日本のWiFiルーターを契約して、
日本での利用分は月額で定額料金を支払います。
そして海外で利用した場合は、使った「日数分」だけ料金を払えばOKです。
月額契約タイプのWiFiは他にもありますが、
・料金が比較的安い
・日本でも海外でも利用できる
・海外利用時は使った分だけ支払えばOK
・1台あれば複数の国で利用できる
・手数料・解約金が不要
といった条件を満たしている点で「クラウドWiFi」をオススメしています^^
また月額契約タイプのWiFiは、旅行の度に契約手続きをしたり返却したりする手間がかからないのがメリットです。
月額契約タイプはこんな人にオススメ!
月額契約タイプのWiFiは、
✔︎ 年に1〜2回くらいしか海外に行かない
✔︎ 日本ではガッツリWiFiを使う(利用頻度・容量が多い)
✔︎ 旅行の度にWiFiをレンタルするのが面倒
といった人に特にオススメです!
【比較】使った分だけでOKな3社を比べてみた
「使った分だけ払えばOK」な海外WiFiは、大きく分けて次の「3つのタイプがある」ということはお伝えしましたね。
① 海外旅行の時だけレンタルするタイプ・・・【海外WiFiレンタルショップ】
② 端末を購入してチャージするタイプ・・・【Trip Wifi】
③ 日本で月額契約して海外では使った分だけ支払うタイプ・・・【クラウドWiFi】
ここでは、それぞれのタイプの特徴(3社)を比較してみました。
どのタイプにしようか迷っている方はチェックしてみてください^^
① レンタルタイプ 【海外WiFiレンタルショップ】 |
② 端末購入タイプ 【Trip Wifi】 |
③ 月額契約タイプ 【クラウドWiFi】 |
|
初期費用
|
レンタル料
|
端末購入代
|
月額料・事務手数料
|
毎月の固定費
|
なし
|
なし
|
あり
|
海外利用料金
|
使った「日数分」 |
使いたい「容量分」
|
使った「日数分」
|
契約手続き
|
レンタルごとに必要 |
初回のみ
|
初回のみ |
オススメな人
|
海外旅行の時だけ使いたい人 |
海外利用がメインで
日本では時々使う程度の人
|
国内利用がメインで 海外でも時々使いたい人 |
使った分だけ支払う海外WiFiのメリット・デメリット
使った分だけ支払うタイプの海外WiFiは、
◎ 定額制のプランと比べて費用を抑えやすい
◎ データ量が余って損することを避けやすい
◎ WiFiをあまり使わない人でも利用しやすい
といったメリットがあります。
一方デメリットとしては、
△ 毎日長時間、または大容量のWiFiを使う場合は、定額制プランと比べて割高になる可能性がある
ということがあります。
使った分だけ支払う海外WiFiはこんな人にオススメ!
使った分だけ支払う海外WiFiの特徴(メリット・デメリット)を考慮すると、
下記のような人は定額制よりもリーズナブルに利用できるのでオススメです!
✔︎ 旅行の日程で移動だけの日がある人
✔︎ 長時間のフライトがある人(ハワイ・北米・ヨーロッパなど)
✔︎ WiFiを使うか分からないけど、念の為に持っておきたい人
✔︎ WiFiルーターを持ち歩きたいけど、使わない日もありそうな人
✔︎ 旅行中ネットをどれくらい使うか分からない人
✔︎ 基本ネットは使わないけど、緊急用としてネット環境は確保しておきたい人
海外WiFiを選ぶときのポイント
次にここでは、海外WiFiを選ぶときのポイントと注意点について解説していきます。
会社を選ぶ際は、下記の点を事前に確認しておきましょう!
① 利用したい国・地域で使えるか確認する
② 1台あれば複数の国で使えるか確認する
③ 補償やサポート体制が整っているか確認する
それでは順番に説明していきますね^^
① 利用したい国・地域で使えるか確認する
海外WiFiを選ぶときは、
【 渡航先の国がサービス対象に含まれているか 】
を事前に確認しておきましょう。
(各会社のホームページで対象国が掲載されています。)
もし利用したい国で使えない場合は、他の会社を検討してくださいね。
特にマイナーな国や地域に行く場合は、しっかり確認しておくことをオススメします。
ちなみに、上記でご紹介した3社のサービス対象国数は次の通りです。
① レンタルタイプ 【海外WiFiレンタルショップ】 |
② 端末購入タイプ 【Trip Wifi】 |
③ 月額契約タイプ 【クラウドWiFi】 |
|
サービス対象国数
|
135カ国
|
100カ国以上
|
134カ国
|
② 1台あれば複数の国で使えるか確認する
海外WiFiを選ぶときは、
【 WiFiルーター(端末)1台で複数国に接続できるか 】
についても事前に確認しておきましょう。
会社によっては、WiFiルーター(端末)1台につき、1カ国でしか使えない場合もあるので注意が必要です。
その場合は、国ごとに契約が必要になり、
△ ルーターを複数台持ち歩かないといけない
△ 料金が倍以上かかってしまう
といったデメリットが出てきます。
特に、
・1度の旅行で2カ国3カ国を周遊する場合
・トランジット(乗り継ぎ)がある場合
は気をつけてくださいね。
また海外では、オプショナルツアーに参加して「急遽隣の国に行くことになった!」なんてこともよくあります。
なので、「複数の国で利用できる」というのは結構大切です!
ちなみに、上記でご紹介した3社であれば、端末1台で複数国の利用OKです^^
③ 補償やサポート体制が整っているか確認する
海外WiFiを選ぶときは、
【 補償内容やサポート体制が整っているか 】
についても事前に確認しておきましょう。
万が一のときに備えて、WiFi端末の破損や故障時の補償がつけられるサービスが◎です。
特に海外では、端末の紛失や盗難にも注意が必要です。
もし別に加入している海外旅行保険やクレジットカード付帯の保険がある場合は、そちらの方でカバーできることもあるので、合わせて確認しておくことをオススメします。
ちなみに、上記でご紹介した3社の補償内容は次の通りです。
① レンタルタイプ 【海外WiFiレンタルショップ】 |
② 端末購入タイプ 【Trip Wifi】 |
③ 月額契約タイプ 【クラウドWiFi】 |
|
補償内容
|
フル補償(330円)
ライト補償(165円)
補償なし(0円)
|
1年間の無料補償
|
フル補償(550円)
ライト補償(275円)
補償なし(0円)
|
海外でWiFiを利用するときの注意点
海外でWiFiルーターを利用するときは、下記の点にも注意するようにしましょう。
① 端末の電池切れに注意する
② 紛失や盗難に注意する
③ 返却期限や容量の使用期限に注意する
それでは順番に説明していきますね。
① 端末の電池切れに注意する
WiFi端末(ルーター)を使用する場合は、ルーター本体の充電(バッテリー)切れに注意が必要です。
特に海外では、外でマップを見たり調べ物をしたりと、WiFiを使う機会も多いかと思います。
もし途中で充電が切れてしまうと、WiFiが利用できなくなってしまうので、外出前には充電をフルにしておくと安心です。
バッテリーの持続時間はルーターの種類によって異なりますが、「めちゃくちゃ短い」といったことはないので、それほど心配はしなくても大丈夫かと思います^^
ですが、複数人で同時接続する場合や接続台数が多い場合は、バッテリーの消費が早くなるのも事実。
もし充電切れが心配な場合は、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(モバイルバッテリーがあれば、スマホの充電切れにも対応できるので◎)
② 紛失や盗難に注意する
海外でWiFiルーターを利用する場合は、ルーター(端末)の紛失や盗難、破損などに注意が必要です。
特に海外では、国によってはスリや置き引き、引ったくりなども多く発生します。
ルーターを購入 or レンタルしている会社の補償をつけることも合わせて検討しましょう。
海外ではWiFiルーターだけでなく、スマホや現金、パスポートなどの管理も慎重にするようにしましょう。
繰り返しになりますが、もし海外旅行保険やクレジットカード付帯の保険がある場合は、補償範囲を確認しておくと安心です。
③ 返却期限や容量の使用期限に注意する
・WiFiルーターを【レンタルする場合】は「返却期限」
・【購入する場合】は「容量の使用期限」
にも注意が必要です。
【レンタルの場合】は、返却期限を過ぎてしまったり、返し忘れてしまった場合は、延滞料金がかかってしまいます。
また【購入タイプの場合】は、チャージした容量の使用期限を事前に確認しておきましょう。
使用期限内に使い切れる容量分だけをチャージするようにすると、ムダも省きやすくなります^^
海外でネットをより安く利用するなら?
最後にここでは、海外でインターネットをより安く利用する方法をご紹介しておきますね。
WiFi端末(ルーター)を利用する以外にも、次のような方法を検討してみましょう!
① ホテルやカフェのフリーWiFiを利用する
② 現地のSIMカードを購入する
③ eSIM(仮想SIM)を利用する
それでは順番に説明していきますね^^
① ホテルやカフェのフリーWiFiを利用する
WiFi費用を節約するために、ホテルやカフェ、空港などのフリーWiFiを一時的に利用するのも1つの方法です。
ですが、フリーWiFiはインターネット接続が暗号化されていないことも多く、セキュリティが不十分なので利用時は注意が必要です。
(安全性の低いフリーWiFiを使ってスマホやパソコンを利用する際は、外部から情報が抜き取られたり、ウイルスに感染してしまうリスクもあります。)
なので、もし旅行中にフリーWiFiを利用する場合は、セキュリティ対策を事前にしておくことをオススメします。
方法はとってもカンタン!
VPNアプリ(セキュリティ強化アプリ)を利用するだけでOKです。
VPNアプリを利用することで、インターネット接続が暗号化される(通信が保護される)ので、セキュリティが強化され、フリーWiFiも安全に利用できるようになります。
VPNアプリは無料のものも多くありますが、信頼性がとても低い(データ盗難や個人情報を販売されるリスクもある)ので、有料のものを使うことを強くオススメします!
おすすめのVPNは、国産で安心の「MillenVPN(ミレンVPN)」
短期で使える7日間プランや15日間プランもあるので、旅行のときだけ利用したい人にもオススメです。
(もし普段からスタバなどカフェのフリーWiFiを利用することが多い場合は、サブスクプランでの契約が◎です^^)
【補足】海外からTVer(ティーバー)など日本の動画配信サービスを利用するときも、VPNアプリは必須になります。
※日本の動画配信サービスは、通常は海外からは観ることができません。
ですがVPNアプリを利用することで、接続国を変更することが可能になり、動画を視聴できるようになります^^
② 現地のSIMカードを購入する
海外用SIMカードを購入して、差し替えて使う方法もWiFi費用が比較的安くなります。
特に長期で海外に行く人は、お得になりやすくオススメの方法です。
ただし、海外のSIMカードを利用する場合は、SIMロック(キャリアの縛り)を解除した状態か、SIMフリーのスマホを持っている必要があるので注意しましょう。
現地のSIMカードを入手する方法は、
・現地(渡航先)で購入する方法
・日本で事前に購入する方法
がありますが、日本で購入する場合は自分で設定などをする必要があります。
自分で設定するのに抵抗がある人は、現地で購入する方が手軽でオススメ!
空港の到着ロビーに通信会社のカウンターがあるので、そこに行けばスタッフの人が設定までしてくれて、すぐに利用することができます^^
③ eSIM(仮想SIM)を利用する
eSIM(イーシム)とは、SIMカードの次世代規格品でスマホに内蔵された仮想SIMのようなもの。
比較的新しいスマホやタブレットで利用できます。
eSIMを利用すると、SIMカードの差し替えをすることなく、QRコードを読み込むだけで海外でのデータ通信が可能になります。
手間も少なく、かつリーズナブルに利用できるので、自分のスマホがeSIMに対応している場合はかなりオススメ!
ただし、自分のスマホがeSIM未対応の機種だと利用できないので注意しましょう。
代表的な会社は、「TRAVeSIM(トラベシム)」や「Glocal eSIM(グローカルイーシム)」など。
申し込みする場合は、各会社のホームページ内に記載されている
・eSIM対応機種
・サービス対象地域
を必ずチェックして、
「自分のスマホで利用できるか?」
「渡航先の国で利用できるか?」
についても、事前に確認するようにしてくださいね^^
まとめ
使った分だけ支払う海外WiFiは、
「WiFiをそれほど多く使わない人」
は特にメリットの多いサービスです。
ここではオススメの会社として、
の3社をご紹介しました。
▼▼それぞれの会社の特徴は下記のとおり▼▼
【海外WiFiレンタルショップ】:レンタルタイプの海外WiFi
(使った「日数分」だけ料金を支払うタイプ)
【Trip Wifi】:購入タイプの海外WiFi
(端末を購入して、使いたい「容量分」を後からチャージするタイプ)
【クラウドWiFi】:月額契約タイプのWiFi
(日本で月額契約をして、海外では使った「日数分」だけ支払うタイプ)
「もっとWiFi費用を節約したい!」という場合は、
・ホテルやカフェのフリーWiFiの利用
・現地SIMの購入
・eSIM(仮想SIM)の利用
なども、あわせて検討してみてください^^