【交通手段別】ワットプラケオの行き方は？主な観光地からのアクセスについて

バンコクを訪れるなら絶対にはずせない人気の観光地「ワットプラケオ」。

ワットプラケオは、ワットポー・ワットアルンと合わせて、バンコク三大寺院と呼ばれています。

ここでは、バンコク観光のメジャースポット「ワットプラケオ」について

など、初めての方でも簡単に行けるように分かりやすくご紹介していきます。

ぜひ参考にしてくださいね＾＾

それではさっそくチェックしていきましょう♩


また記事内のお金の単位はすべて【タイバーツ（B）】で表記しています。タイバーツのレートについてはこちらで確認できるので参考にしてくださいね。
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タイのワットプラケオ（エメラルド寺院）とは？

ワットプラケオ（エメラルド寺院）はタイで最も格式の高い寺院とされています。

本堂にまつられている仏像がエメラルドの色をしたヒスイで作られているため、ワットプラケオは別名「エメラルド寺院」とも呼ばれています。


そんなワットプラケオについて、歴史や見どころなどをもっと詳しく知っておきたい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

▶︎▶︎タイのワットプラケオ（エメラルド寺院）とは？知っておきたい歴史や観光の見どころ等まとめ

ワットプラケオ（エメラルド寺院）の場所はどこ？

まずはバンコクのワットプラケオの場所を簡単に確認しておきましょう。

ワットプラケオ（エメラルド寺院）の住所・地図と位置関係

Na Phra Lan Road, Phra Nakhon (Rattanakosin)

ワットプラケオはチャオプラヤ川沿いに位置しています。

ワットプラケオと同じ敷地内には王宮もあり、また人気観光地のワットポーやワットアルンも近くにあります。

【交通手段別】ワットプラケオへのアクセス方法

では次に、ワットプラケオへのアクセス方法と交通手段を見ていきましょう。

ワットプラケオへ行く方法は大きく分けて

① 現地ツアー（オプショナルツアー）で行く方法

② 個人で自力で行く方法

の２つがあります。

① 現地ツアー（オプショナルツアー）に参加して行く方法

次のような人は、現地発着のオプショナルツアーに参加して行く方法がおすすめです！

・滞在日数が少なくて効率的に移動したい人

・ワットプラケオだけではなく他の観光地にも立ち寄りたい人

・タイ観光が初めての人

・ガイドさんの解説を聞きながら観光したい人

など

現地ツアー（オプショナルツアー）の料金は？

現地発着のオプショナルツアーは、ワットプラケオの他、近郊観光地や人気スポット（ワットポー・ワットアルンなど）の観光が３〜５箇所セットになったものがほとんどです。

料金はプランにもよりますが、だいたい２０００B前後。

旅行会社によっては、人数が増えると値段が安くなったり、期間限定の割引ツアーを企画していたりもするので、人数や日程などの条件にあわせて選んでみてくださいね＾＾

現地ツアー（オプショナルツアー）を企画している旅行会社は？

オプショナルツアーを企画している旅行会社はたくさんありますが、ここでは事前に日本から予約できる日本語対応のサービスや旅行会社をいくつかピックアップしてみました。

（オプショナルツアー予約・販売専門の会社）

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② 個人（自力）で行く方法

ワットプラケオへは、個人で行くことも十分可能です。

・時間に余裕がある人

・自分のペースで観光したい人

・タイや海外に慣れている人

などは、個人で行く方法がオススメです！

ここではワットプラケオの行き方を主な交通手段別に５つご紹介します。

どこからアクセスするかにもよりますが、オススメはチャオプラヤ川を渡る船です。

川から眺めるバンコクの街並みは、船からでしか見られない特別なものだと思います＾＾

その他、タイ名物のトゥクトゥク（三輪タクシー）もアトラクション気分が味わえてオススメです♩

①【船】でワットプラケオへ行く場合

ワットプラケオはチャオプラヤ川沿いに位置しているので、川から船でアクセスすることができます。

ワットプラケオの最寄りの船着場は？

ワットプラケオの最寄りの船着場は

【N9 ターチャン（Tha Chang）船着場】

になります。

船着場からワットプラケオは、徒歩５分ほどでアクセスすることができます。

最寄りの船着場（ターチャン船着場）へ行く船の種類は？

ターチャン船着場に発着する船は次の２種類です。

① チャオプラヤエクスプレス・ボート（ルア・ドゥアン）

チャオプラヤエクスプレス・ボートは、チャオプラヤ川沿いに点在する船着場を南北に運航しているボートです。

船の種類（色）は５種類あり、それぞれ発着する船着場や料金体系も異なります。

※ターチャン船着場に発着する船は３種類で、オレンジ色の急行船、みどり色の急行船、白色の普通船になります

１）オレンジ色の急行船

運航時間：５時５０分〜１９時ごろ
運航日：毎日
運航間隔：約５〜２０分おき（時間帯によって異なります）
値段：１５B

２）みどり色の急行船

運航時間：６時１０分〜８時１０分ごろ・１６時５分〜１８時５分ごろ
運航日：平日（月〜金曜日）のみ
運航間隔：約１５〜２０分おき（時間帯によって異なります）
値段：距離により１３B〜３２B

３）旗なしの普通船

運航時間：６時４５分〜７時３０分ごろ・１６時〜１６時３０分ごろ
運航日：平日（月〜金曜日）のみ
運航間隔：約２０分おき（時間帯によって異なります）
値段：距離により１０〜１４B

② 渡し船（ルア・カーム・ファーク）

渡し船はチャオプラヤ川の両岸を往復する船です。

ターチャン（Tha Chang）船着場からは、対岸の【ワットラカン（Wat Rakhan）】との間と【N10 ワンラン（Wang Lang）】との間を往復する渡し船が運航しています。

運航時間：５時〜２２時ごろ
所要時間：２〜３分
運航間隔：約５分おき
値段：３〜５B

②【トゥクトゥク】でワットプラケオへ行く場合

トゥクトゥクはタイ名物の三輪タクシー。

近〜中距離の移動に適しています。

※長距離の移動にはタクシーの方が安全で快適なのでオススメです。

トゥクトゥクの乗り方は？

乗車前に料金を交渉し、到着後に支払います。

トゥクトゥクの料金の目安は？

徒歩１０分の距離：３０〜５０B
徒歩２０分の距離：５０〜８０B
徒歩３０分の距離：８０〜１００B

※雨や渋滞時には料金が上がります。

また、外国人は基本的にはこれよりも高い値段を提示されることがほとんどです。

あとは値段交渉と運次第になるのでトライしてみてください＾＾

③【タクシー】でワットプラケオへ行く場合

タイのタクシーはメータータクシーと交渉制のタクシーがあります。

※メータータクシーの方がトラブルも少なくオススメです。

タクシーの料金の目安は？

メータータクシーの場合、走行距離と時間によって値段が決まります。

初乗りの基本料金は１kmまで３５B、以降１kmごとに５.５B〜１０.５Bが加算されます。

④【電車】でワットプラケオへ行く場合

つぎは電車でワットプラケオへ行く場合を見ていきましょう。

ワットプラケオの最寄駅はどこ？

ワットプラケオの最寄駅は

・国鉄フアランポーン（Hua Lamphong）駅（クルンテープ駅とも呼ばれています。）

・MRT（地下鉄）フアランポーン（Hua Lamphong）駅

になります。

※ワットプラケオから最寄駅は距離が離れているので、駅からはタクシーなどを利用します。

（タクシーでの所要時間は１５分前後です。）

⑤【バス】でワットプラケオへ行く場合

ワットプラケオの近くを通るバスは、１、２、３、９、１２、１５、２５、３９、４４、４７、４８、５３、５９、８２、２０１、５０６、５０７、５０８、５１２番 など。

乗るときには運転手さんに「ワットプラケオ？」と確認すると安心です。

※ただし、バスは英語が通じないことが多いので、初心者の方にはあまりオススメできません。

バスの料金の目安は？

バスの料金はバスの車種と路線、距離によって異なります。

目安としては１０〜２０B前後になります。

【出発地別】主な観光地からワットプラケオへのアクセス方法

次に、主な観光地や観光客がよく行く場所からワットプラケオへのアクセス方法についてそれぞれお伝えします。

※ただし記載している所要時間は目安になります。

渋滞などがある場合は、時間が倍近くかかってしまうこともあるので、スケジュールはできるだけ余裕を持って組んでみてくださいね。

① タイ王宮からワットプラケオへのアクセス

ではまず、バンコクのシンボルである王宮からのアクセス方法から見ていきましょう。

タイ王宮からのアクセス方法

タイ王宮はワットプラケオと同じ敷地内にあります。（メインの入口も同じ場所です。）

そのため王宮からワットプラケオへは徒歩ですぐにアクセスすることができます。

タイ王宮からの所要時間

徒歩で約１〜３分

② ワットポーからワットプラケオへのアクセス

では次に、人気観光地のワットポーからのアクセス方法をチェックです。

ワットポーからのアクセス方法

ワットポーとワットプラケオは隣接しているので、徒歩でアクセスできます。

近い距離ですがタイは日差しが強いので、トゥクトゥク（三輪タクシー）で移動するのもオススメです。

ワットポーからの所要時間

徒歩で約１０〜１５分

③ ワットアルンからワットプラケオへのアクセス

ワットアルンもワットポーと同じく、バンコクの定番観光スポットです。

ワットアルンからのアクセス方法はこちら。

ワットアルンからのアクセス方法

ワットアルンにある船着場から渡し船に乗り、対岸のターティアン（Tha Tien）船着場まで行きます。

ターティアン船着場からワットプラケオへは、歩いて１０分程で行くことができます。

ワットアルンからの所要時間

船と徒歩で約２０分

ワットアルンからの料金

渡し船の料金の５B

④ カオサン通りからワットプラケオへのアクセス

カオサン通りはバンコク１の有名ストリート！

バックパッカーの聖地でもあります。

カオサン通りからのアクセス方法は下記のとおり。

カオサン通りからのアクセス方法

少し距離が離れているので、時間を優先したい方や体力を温存したい方は、タクシーやトゥクトゥク（三輪タクシー）での移動をオススメします。

徒歩の場合は時間は少しかかりますが、街歩きを楽しみながら行くことができるので（途中に出店や屋台などがあります）時間に余裕のある方はオススメです。

カオサン通りからの所要時間

タクシーで約３〜５分、徒歩で約１５〜２０分

カオサン通りからの料金

タクシーの場合、５０〜６０Bが目安になります。

⑤ 空港（スワンナプーム国際空港）からワットプラケオへのアクセス

バンコクの玄関口、スワンナプーム国際空港から王宮へのアクセス方法は下記のとおり。

空港からのアクセス方法

① 空港からタクシーの場合

空港でメータータクシーかリムジンタクシーを利用します。

リムジンタクシーは割高で、事前に申込カウンターでの申し込みも必要になりますが、メータータクシーよりもトラブルが少ないのが特徴です。

② 電車＋タクシーの場合

電車（エアポートレイルリンク）で終点のパヤータイ（Phaya Thai）駅まで行き、そこからタクシーでアクセスします。

空港からの所要時間

① 空港からタクシーの場合

約３０〜６０分（道の混み具合や、有料道路を使うかどうかによっても変わります。）

② 電車＋タクシーの場合

約４０〜５０分

空港からの料金

① 空港からタクシーの場合

メータータクシー：２５０〜３５０Bが目安になります。

リムジンタクシー：１０５０〜２３００Bが目安になります。

② 電車＋タクシーの場合

電車：パヤータイ駅まで４５Bが目安になります。

タクシー：パヤータイ駅から王宮まではタクシーで７０〜８０Bが目安になります。

⑥ サイアム（Siam）からワットプラケオへのアクセス

サイアムはバンコクを代表するショッピングエリア。

サイアムからのアクセス方法は下記のとおりです。

サイアムからのアクセス方法

ショッピングスポットが集中するサイアムから王宮は少し離れているので、タクシーでの移動がオススメです。

サイアムからの所要時間

タクシーで約１５分

サイアムからの料金

タクシーの場合、７０〜８０Bが目安になります。

⑦ BTSサパーンタクシン（Saphan Taksin）駅からワットプラケオへのアクセス

サパーンタクシン駅は、チャオプラヤエクスプレス（船）の船着場（CEN サートーン）と直結しているので、鉄道と船との乗り換えができ、よく利用される駅になります。

サパーンタクシン駅からのアクセス方法は下記のとおり。

サパーンタクシン駅からのアクセス方法

① タクシーの場合

サパーンタクシン駅からタクシーに乗り、直接ワットプラケオまで行きます。

② 船＋徒歩の場合

サパーンタクシン駅直結のサートン（Sathorn）船着場へ行きます。

▼

サートン船着場で船（チャオプラヤエクスプレス）に乗り、ターチャン（Tha Chang）船着場まで行きます。

※ターチャン船着場に行く船は【オレンジ色・みどり色・白色】の３つです。

青色・黄色の船は停まらないので気をつけてくださいね。

▼

ターチャン船着場からは徒歩でワットプラケオまで向かいます。

サパーンタクシン駅からの所要時間

① タクシーの場合

約２０〜３０分

② 船＋徒歩の場合

船：約２０〜３０分（船の種類によって異なります。）

徒歩：約５分

サパーンタクシン駅からの料金

① タクシーの場合

１００〜１５０Bが目安になります。

② 船＋徒歩の場合

１０〜５０Bが目安になります。（船の種類によって異なります。）

⑧ MRTスクンビット（Sukhumvit）駅・BTSプロンポン（Phrom Phomg）駅からワットプラケオのアクセス

スクンビットは高層ビルが立ち並ぶショッピングに便利なエリア。

プロンポンは日本人が多く住み、日本人向けのショップが充実しているエリアです。

スクンビットとプロンポンからのアクセス方法は下記のとおり。

スクンビット・プロンポンからのアクセス方法

① タクシーの場合

スクンビット・プロンポンからタクシーに乗り、直接ワットプラケオまで行きます。

② 電車＋タクシーの場合

電車：ワットプラケオの最寄駅、MRT フアランポーン（Hua Lamphong）駅まで行き、そこからタクシーでアクセスします。（最寄
駅のフアランポーン駅はワットプラケオから離れています。）

スクンビット・プロンポンからの所要時間

① タクシーの場合

約３０〜４０分

② 電車＋タクシーの場合

約４０〜５０分

スクンビット・プロンポンからの料金

① タクシーの場合

１２０〜１５０Bが目安になります。

② 電車＋タクシーの場合

８０〜１００Bが目安になります。

⑨ アジアティーク・ザ・リバーフロントからワットプラケオへのアクセス

アジアティーク・ザ・リバーフロントは、古い倉庫を再開発してつくられたオシャレな巨大ショッピングスポット。

アジアティーク・ザ・リバーフロントからのアクセス方法は下記のとおりです。

アジアティーク・ザ・リバーフロントからのアクセス方法

① タクシーの場合

アジアティーク・ザ・リバーフロントからタクシーに乗り、直接ワットプラケオまで行きます。

② 船＋徒歩の場合

アジアティーク・ザ・リバーフロントから無料シャトルボートに乗り、サートーン（Sathorn）船着場まで行きます。

※サートーン船着場行きのボートは、有料ボートも運航しているのでご注意ください。

▼

サートン船着場から船（チャオプラヤエクスプレス）に乗り、ターチャン（Tha Chang）船着場まで行きます。

※ターチャン船着場に行く船は【オレンジ色・みどり色・白色】の３つです。

青色・黄色の船は停まらないので気をつけてくださいね。

▼

ターチャン船着場からは徒歩でワットプラケオまで向かいます。

アジアティーク・ザ・リバーフロントからの所要時間

① タクシーの場合

約２０〜３０分

② 船＋徒歩の場合

船（シャトルボート）：アジアティーク・ザ・リバーフロントからサートーン船着場まで約１０分

船（チャオプラヤエクスプレス）：サートーン船着場からターチャン船着場まで約２０〜３０分（船の種類によって異なります。）

徒歩：ターチャン船着場からワットプラケオまで約５分

アジアティーク・ザ・リバーフロントからの料金

① タクシーの場合

１００〜１５０Bが目安になります。

② 船＋徒歩の場合

１０〜５０Bが目安になります。（船の種類によって異なります。）

⑩ ワットパクナムからワットプラケオへのアクセス

ワットパクナムは、フォトジェニックな写真が撮れるということで話題の寺院。

ワットパクナムからのアクセス方法は下記のとおりです。

ワットパクナムからのアクセス方法

ワットパクナムとワットプラケオの位置関係は下記のとおり。

ワットパクナムもワットプラケオもそれぞれ最寄駅が離れているので、直接タクシーでアクセスする方法が便利で楽になります。

ワットパクナムからの所要時間

タクシーで約２０分〜３０分

ワットパクナムからの料金

１００B〜が目安になります。

ワットプラケオ（エメラルド寺院）の行き方 まとめとポイント

ワットプラケオ（エメラルド寺院）への主な交通手段は

① 船
② トゥクトゥク
③ タクシー
④ 電車
⑤ バス

などがあります。

どこからワットプラケオへ行くのかによって、アクセス方法や便利な交通手段はそれぞれ異なってきます。


こちらの記事では、ワットプラケオへ行く観光客の多くがアクセスの起点とする下記の場所

① 王宮
② ワットポー
③ ワットアルン
④ カオサン通り
⑤ 空港（スワンナプーム国際空港）
⑥ サイアム（Siam）
⑦ BTSサパーンタクシン（Saphan Taksin）駅
⑧ MRTスクンビット（Sukhumvit）駅・BTSプロンポン（Phrom Phomg）駅
⑨ アジアティーク・ザ・リバーフロント
⑩ ワットパクナム

からのアクセス方法についてご紹介させていただきました。

※こちらでご紹介したルートや行き方は、あくまでも一般的な方法で一例になります。

現地での状況や気分によって自由にアレンジしてみてくださいね。

またワットプラケオの拝観時間、入場料、服装などについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。

▶︎▶︎ワットプラケオに行く前に知っておきたい！服装や入場料、拝観時間などの情報まとめ

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さいごに

こちらの記事でご紹介した交通手段やアクセス方法はあくまでも一例になります。

現在地や時間帯によってベストな行き方も変わってくるので、自由にアレンジしてくださいね。

また最短ルートや交通手段にこだわらず、あえて遠回りをしてみたり時間をかけて移動するのも旅の上級者向けの楽しみ方です。

観光地だけではなく、移動の時間も楽しい時間になるのが海外旅行の醍醐味ですね♩