バンコクを訪れるなら、絶対にはずせない人気の観光スポット「タイの王宮」。
初めてタイに行く観光客が、必ず訪れる場所と言ってもいい定番スポットです。
ここでは、バンコク観光の王道スポット「王宮」について
★ ドレスコードと服装チェックの情報
★ 観光に適した服装
★ 入場料と営業時間
★ 空いている時間帯と観光の所要時間
などの情報をご紹介していきます。
ぜひ訪れる前に一度目を通してくださいね。
それではさっそくチェックしていきましょう♩
※記事内のお金の単位はすべて【タイバーツ(B)】で表記しています。タイバーツのレートについてはこちらで確認できるので参考にしてくださいね。
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目次
タイ、バンコクの王宮とは?
バンコクにある王宮は、歴代のタイ国王の居住地として利用されてきました。
現在も、王室関連の重要な行事や祭典のときに使われています。
また王宮内にある宮殿(チャクリー・マハー・プラーサート宮殿)は、タイ国内にある宮殿の中で最も重要なものとされていて、宮殿前は写真撮影の人気スポットとなっています。
そんな王宮の歴史や見どころなどについて詳しく知っておきたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
▶︎▶︎ タイの王宮とは?知っておきたい歴史や観光の見どころ等まとめ
王宮に行く時の服装(ドレスコード)は?
タイは年間を通して気温が高く、いつ訪れても日本の夏服で問題なく過ごすことができます。
でも、タイで王室関係の施設や寺院などに行くときは注意が必要です。
王室関係の施設や寺院などでは、細かな服装の規定(ドレスコード)が設けられている場所が多いのです。
(王宮でもドレスコードがあります!)
そのため、マナーを守った服装でないと、見学や拝観を断られてしまう場合もあります。
せっかく観光に行くのだから、それは絶対に避けたいですよね。
そこでここでは、王宮の他、タイの寺院観光のときに適した服装についてポイントをお伝えします!
王宮での服装チェックはどこである?
王宮でのNGな服装を確認する前に、まずは服装のチェックがどこであるのか?について確認しておきましょう。
王宮は隣接する寺院「ワットプラケオ」と同じ敷地内にあり、王宮の入口とワットプラケオの入口は同じになります。
服装チェックは、この敷地への入り口(正門のウィセーッチャイシー門)で行われます。
このウィセーッチャイシー門を抜けると、王宮とワットプラケオの入口まで行くことができます。
王宮でNGな服装について
次に、王宮でNGな服装について説明します。
ちなみに、王宮とワットプラケオへつながる入口(ウィセーッチャイシー門)では、規定に合わない服装の人には無料で上着を貸し出してくれます。
※借りるときに、パスポートやクレジットカードを預ける場合もあります。
また入口周辺では、有料で服の貸し出しをしているお店もありますが、利用するかどうかは自由です。
いずれにしても、最初から規定にあった服装で出かけた方が手間もなくスムーズです。
現地での文化や風習に敬意を表すためにも、始めからしっかりマナーを守った服装を心掛けましょう^^
NG服① 肌の露出の多い服装
王宮の他、タイの寺院や王室関係の施設では、肌の露出の多い服装では見学や拝観ができません。
袖(そで)のないトップスや、膝(ひざ)が見える丈のボトムスなどは、男女ともにNGです。
ズボン(ボトムス)の丈の目安としては、ヒザから下の脚の部分(ふくらはぎ)が半分くらいは隠れていること。
具体的なNG服は、ノースリーブ、タンクトップ、キャミソール、チューブトップ、ショートトップ(おヘソが出る服)、ワイドネック(胸元が大きく開いた服)、オフショルダー、ショートパンツ(短パン)、半ズボン、ミニスカート、ローウエストパンツ(腰パン)などです。
NG服② 体のラインや線が目立つ服装
露出の少ない服装であっても、体のラインや線がはっきり分かるようなピタッとした服装や、透けて見えるような服装はNGです。
胸元やヒップ、脚のラインが出過ぎないゆったりめの服装が適しています。
具体的なNG服は、シースルータイプの服、スキニーなどのタイトパンツ、トーンパンツ(ダメージ加工のあるパンツ)などです。
NG服③ 帽子やサングラスの着用
王宮や寺院内の建物の中では、帽子やサングラスの着用も禁止されています。
※建物の外(屋外)では、帽子やサングラスをつけていても問題はないのでご安心ください^^
王宮の見学に適した服装は?
NG服を確認できたところで、次は王宮の見学に適した服装、観光客の一般的な服装について、簡単にご紹介します!
男性の王宮に適した服装
できるだけ露出の少ない服装が適していますが、半袖、長ズボン(ひざ丈よりも長いもの)で大丈夫です。
(※暑いので通気性の良さは重視しましょう。)
王宮で男性に多い服装は、半袖のTシャツにダメージ加工のないシンプルなデニムや、スラックスやチノパンなどのパンツスタイルなど。
タイパンツにTシャツ姿の男性もたくさんいます!
暑さなどの理由で、どうしても短パンを履きたい場合は、入り口で短パンの上からタイパンツなどゆったりめのズボンを履くなどして、臨機応変に対応しています。
女性の王宮に適した服装
体のラインが出ないゆったりめの服装で、なおかつ露出の少ない服装が適しています。
(※暑いので通気性の良さは重視しましょう。)
パンツやスカートは、ひざ丈よりも長くゆったりめのものを選び(目安としては、ふくらはぎが半分くらいは隠れていること)、トップスは袖(そで)のついた半袖タイプのものが適しています。
王宮で女性に多い服装は、半袖のTシャツにロングスカートやゆったりめのパンツスタイル(ひざ下丈)、袖付きのロングワンピースなど。
タイパンツにTシャツ姿の女性もたくさんいます!
暑さやオシャレのことを考えて、ノースリーブやショートパンツなどをどうしても着たい場合は、入り口で上から上着を着たり、スカーフを腰に巻いて足を隠すなどして対応しています。
王宮の見学に適した靴は?
ここでは、靴についての規定やポイントについてお伝えします。
王宮での靴の規定はあるの?
王宮のドレスコードでは、靴についての規定は特にありません。
なので靴は、基本的には自由で何でも大丈夫です。
サンダルやビーサン、クロックスなどでも問題なく入ることができます^^
ただし、王宮などの王室関係の施設では、ある程度フォーマルな靴やスニーカーの方が適しているので、そのことは頭に入れておいてくださいね。
靴は脱ぎ履きがしやすいタイプがオススメ
王宮と同じ敷地にあるワットプラケオでは、靴を脱がないと入れない建物もあります。
また隣のワットポーでも、靴を脱がないと入れない場所があります。
そのため、王宮周辺の観光のときは、頻繁に靴の脱ぎ履きをしなければいけません。
できるだけ脱ぎ履きが楽な靴を選ぶことをオススメします^^
高級レストランなどにも行く時はサンダルは避ける
タイの高級レストランやクラブ、バーなどでは、サンダルでの入店が禁止されているところもあります。
王宮と同じ日に、これらの場所に行くときは、サンダルやビーサン、クロックスなどは避けてくださいね。
その他の王宮での服装についてのアドバイス
最後に、ここまででご紹介しきれなかった服装についての知っておきたいポイントをお伝えします。
ワットポーの朝ヨガにも参加する時は、動きやすい服装で
王宮の隣にあるワットポーでは、朝ヨガ(ルーシーダットン)が行われていて、だれでも自由に参加することができます。
王宮見学とあわせて、ワットポーの朝ヨガ(ルーシーダットン)にも参加する予定の方は、動きやすい服装を選ぶことをオススメします。
また朝ヨガでは、女性のスカートはNGなので注意しましょう。
朝ヨガ(ルーシーダットン)の参加方法など詳しい情報は、こちらの記事にまとめているので参考にしてください。
▶︎▶︎ ワットポーで体験したい!マッサージと朝ヨガ「ルーシーダットン」情報まとめ
迷彩柄の服装はなるべく避ける
迷彩柄は、タイでは一般的に軍人が着用するものというイメージがあるため、ファッションとしてあえて取り入れる人はあまりいません。
(また軍人と間違えてしまうような服装をすることは禁止されています。)
全身ではなく一部に取り入れる程度だと問題はありませんが、少し浮いてしまう可能性も。
どうしても身に付けたい場合を除いては、避けた方が無難です。
王宮の入場料と入場時の注意点
次に、王宮に入場するときに必要な入場料やその他の注意点についてお伝えします。
王宮の入場料はいくら?
王宮では、入場時に【500バーツ】が必要になります。
ただし、120cm以下の子供は無料になるので、子供連れの方は気をつけてくださいね。
入場料は、現金のみの支払いでクレジットカードは使えません。
また王宮のチケットは、ワットプラケオ寺院のチケットと共通になります。
このチケットで同じ敷地内に併設されている「王室紋章・貨幣博物館」と「シリキット王妃テキスタイル博物館」にも入場することができますよ^^
王宮のオーディオガイドについて
入場料を支払うとき、プラス200Bでオーディオガイドをレンタルすることができます。
※レンタルする時には、パスポートかクレジットカードをデポジット代わりに預ける必要があります。
日本語のオーディオガイドもあるので、詳しい解説を聞きながら観光したい方は、是非活用してくださいね♩
王宮の入場料はどこで支払うの?
入場料は、服装チェックのある正門(ウィセーッチャイシー門)を抜け、そのまままっすぐ行った先にあるチケットブース(入場券売り場)で支払います。
王宮へ入場するときの注意点
王宮に入場するときは、入場料の他にも【パスポート】が必要な場合があるようです。
入り口でパスポートの確認が行われ、提示が求められることもあるみたいなので、念のために持っておくことをオススメします。
またパスポートではなくても、顔写真入りの身分がわかるものがあれば大丈夫です。
王宮の見学時間や施設の営業時間は?
次に、王宮の営業時間や観光に必要な所要時間などをチェックしておきましょう。
王宮の営業時間
開館時間:8時30分
閉館時間:15時30分
※15時30分はチケットが買える時間です。
見学は16時30分まですることができます。
王宮の空いている時間帯は?
王宮が空いているオススメの時間帯は午前中になります。
特に朝の早い時間帯(8時30分〜10時ごろ)が比較的、混雑も少なくゆっくり見学できます。
王宮の閉館日や定休日は?
王宮には決まった定休日はありません。
でも、特別な行事やイベントがあるときは不定期で休館になることもあり、その場合は見学することはできません。
王宮のスケジュールと休みの日はどこで確認するの?
王宮での行事やイベントなどのスケジュールと閉館日は、公式HP(英語のみ)で確認できます。
▶︎▶︎ 王宮の公式HPはこちら
カレンダーから確認したい日程を選んで、スケジュール情報をチェックしてみてくださいね。
※「The Grand Palace」と書かれている箇所が王宮の情報です。
※1日中開いているときは「Open all day」、閉館日は「Close all day」と記載されています。また午後のみ閉館「Close at noon」の日もあります。
王宮観光の所要時間は?
王宮をどの程度じっくり見て周りたいかにもよりますが、目安として観光客は平均30分〜1時間程度は滞在しているようです。
駆け足でポイントをおさえて見て30分〜、ゆっくり細部まで見て1時間〜が目安になります。
また、同じ敷地内のワットプラケオも見てまわる場合は、プラス1時間を目安にしてくださいね。
なので王宮とワットプラケオを合わせると、1〜2時間が所要時間の目安となります。
雨の日は王宮観光に影響はある?
王宮は、雨の日でも通常通り見学できます。
ただし王宮の見学では、外の敷地を歩くことが多くなります。
また王宮の見どころは、壮麗な建物の外観です。
写真撮影をキレイに時間をかけてしたい方は、雨の日はなるべく避けた方がベターです。
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・複数の観光地を効率よく周りたい人
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タイ王宮の知っておきたい基本情報まとめ
王宮を訪れるときは、露出の多い服装や体のラインが目立つ服装は避けることがポイントです。
万が一、適さない服装と見なされてしまった場合は、肌を隠す羽織ものの貸し出しもしてくれるので、そちらを利用しましょう。
また、王宮の見学時間は【8時30分〜15時30分】になります。
入場料は【500バーツ】
入場の際はパスポートの提示が求められることもあるので、念のために持っておくことをオススメします。
また王宮と同じチケットで、隣接する王室寺院「ワットプラケオ」にも入場することができます。
王宮への行き方については、こちらの記事を参考にしてくださいね。
▶︎▶︎ 【交通手段別】タイ王宮の行き方は?主な観光地からのアクセスについて
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自分の旅費が割高でないか、一度チェックしてみることをオススメします。
さいごに
王宮周辺はワットプラケオの他、ワットポーやワットアルンなど、バンコク観光の目玉スポットが集中しています。
その全てを1日で周りたい場合は、王宮とワットプラケオから観光することをオススメします!
王宮とワットプラケオは入場時間が15時30分までと、他の観光スポットと比べて一番早いのが特徴です。
なので、王宮&ワットプラケオはなるべく早い時間帯に観光しておくと、1日の時間を有効に使えますよ^^
スケージュールを組むときは「観光が可能な時間」も忘れずにチェックして計画してくださいね♩