タイの観光で今話題の場所と言えば、バンコクにある「ワットパクナム寺院」。
バンコク三大寺院(ワットポー・ワットプラケオ・ワットアルン)とはまた一味違った、仏教の世界が広がるお寺です。
ここでは、今人気の「ワットパクナム寺院」について
★ お寺の名前の意味やご利益
★ ワットパクナムができるまでの歴史
★ ワットパクナムの見どころ
など、拝観前に知っておきたい簡単な知識をご紹介しています。
少しでも観光のお役に立てば嬉しいです^^
それではさっそくチェックしていきましょう♩
目次
タイのワットパクナム寺院とは?
タイ、バンコクにあるワットパクナムってどういうお寺なの?
どういったご利益があるの?
まずはここで、お寺の特徴と概要を見ていきましょう。
バンコクのトンブリー地区にある仏教寺院
ワットパクナムは、バンコクのチャオプラヤ川を渡った先のトンブリー地区にある仏教寺院。
ここはまだ近代化が進んでおらず、運河で人々が行き交う光景が見られるなど、とってものんびりとしたノスタルジックな空気感が漂う場所です。
古き良き時代のバンコクの面影が残る地区で、バンコクの定番観光ルートからは少し外れた場所にあります。
ワットパクナムは、観光名所というよりは地元の人たちが日常的に訪れる祈りの場となっています。
フォトジェニックな寺院の内観が人気に
トンブリー地区という少し不便な場所にあるローカルなお寺「ワットパクナム」が、今バンコク観光でひそかなブームとなっているのです!
でもいったいなぜ??
その理由は、他の寺院とは異彩を放つ寺院の内装と世界観。
一瞬CGの世界?と錯覚してしまうような空間が広がり、そこはまさにプラネタリウム!
その独特の美しい世界観が、ワットパクナムが注目されている理由です。
ワットパクナムのご利益は?お守りはある?
ワットパクナムでは、本堂にルアン・ポーソッド師(タイで新しい座禅方法を説いた高僧)の棺と仏像が安置されています。
この仏像に金箔を貼って祈願することで、良縁と交通安全のご利益がいただけるそうです。
また本堂では、ルアン・ポーソッド師をかたどったお守りも販売されています。
ワットパクナムを英語で書くと?英語表記のスペル(つづり)は?
ワットパクナムは英語で「Wat Paknam」と表記します。
(正しくは、ワットパクナム・パシーチャローン「Wat Paknam Phasicharoen 」と言います。)
ワットパクナムをタイ語で書くと?意味は?
ワットパクナムのタイ語の表記は「วัดปากน้ำ ภาษีเจริญ」
直訳すると「河口にあるお寺」という意味です。
その名の通り、ワットパクナムはチャオプラヤ川の河口にあります。
ちなみにタイのお寺の名称には「ワット」という言葉がよく付きますが、これはタイ語で「お寺」を意味する言葉です。
タイのワットパクナム寺院の歴史は?
バンコクのワットパクナムは、いつ建築されたの?
ここでは、その歴史について簡単にご紹介します。
アユタヤ王朝時代に建築
ワットパクナム寺院は、タイのアユタヤ王朝時代の中期(1488-1629年ごろ)に建築されたそうですが、正確な日付は現在分かっていません。
ここを開祖した高僧(プラ・モンコン・テムニー師)はとても有名で、多くの人から信仰を集めているそうです。
またワットパクナムは、タイ第3等級の王室寺院になります。
白い大仏塔の建築
ワットパクナムは、敷地内に立つ大きな白い大仏塔がその象徴ですね。
この塔は、国王と王妃の72歳の誕生日を祝って建築されたものだそうです。
2004年に建築が始まり、2012年に約8年の歳月をかけて完成されました。
日本にあるワットパクナムの別院
ワットパクナム寺院は現在、日本の千葉県成田市にも別院があり、在日のタイ人でいつも賑わっているそうです。
日本とも深い縁があるお寺なのですね^^
ワットパクナムの大仏塔と見どころについて
ワットパクナムの寺院内で、とっても存在感のある白い大仏塔。
ここはワットパクナム観光のハイライトで、最大の見どころとなっています。
この大きな塔の高さは80メートルもあり、内部は5階建てになっています。
大仏塔の内部は何があるの?見どころは?
大仏塔の内部は下記の通り。
一番の見どころは、エメラルドの仏塔と天井画です。
エメラルド仏塔と天井画が見られるのは、最上階の5階になります。
・1階:
タイ芸術と文化遺産の展示
・2階:
集会所(宗教儀式や会議、瞑想などが行われる)
・3階:
博物館(仏像や資料などを展示)
・4階:
ルアンポーソッド師(タイで新しい座禅方法を説いた高僧)の仏像がある空間
・5階:
ガラスでできたエメラルドの仏塔(仏舎利が奉安されている)と天井画(仏伝図:ブッタの生涯が描かれている)が見られる空間
エメラルドの仏塔と天井画のある空間について
ワットパクナム寺院の1番の見どころは、白い大仏塔の最上階にあるエメラルドに輝く仏塔です。
この仏塔はガラスで作られており、下からライトアップされているため、うっすらとエメラルド色に輝いて見えるのです。
また仏塔のある空間は、天井を見上げると夜空のキャンバスにたくさんの星とブッタの生涯図が描かれています。
そこには、思わず見とれてしまう宇宙のような幻想的な世界観が広がっています。
これはまさに芸術品!
本当に息をのむほどの美しさです。
ワットパクナムの大仏塔を見学、拝観するには?
この美しい仏教空間を、バンコクに行くなら一度は体感してみたいですよね♩
ワットパクナムへの行き方やアクセス方法、拝観の際の注意点などについては、こちらの記事に別途まとめていますので、あわせて参考にしてくださいね。
▶︎▶︎ ワットパクナムの行き方は?最寄駅とアクセス方法、交通手段や所要時間について
▶︎▶︎ ワットパクナム拝観の時間や料金、服装などの注意点まとめ
ワットパクナムに行くオプショナルツアーはこちら
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ワットパクナムの歴史と意味、見どころまとめ
ワットパクナムはバンコクの新しい観光名所として、現在注目を浴びているお寺です。
お寺はタイのアユタヤ時代中期に建築され、有名な大仏塔は2012年に完成されました。
バンコクの中心部からは少し外れた場所にもかかわらず、観光客がわざわざ足を運ぶのは、他の寺院とは趣の異なる仏教の世界観が見られるから。
その最大の見どころは、ガラスでできたエメラルドの仏塔ときらびやかな天井画です。
またワットパクナムの本堂では、ルアン・ポーソッド師(タイで新しい座禅方法を説いた高僧)の棺と仏像が安置されており、良縁と交通安全の祈願をすることができます。
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さいごに
お寺が建てられた背景や歴史がわかると、また違った角度で見学ができたり、新たな発見があったりします。
写真を撮って「きれい!」「良かった!」だけで終わらせてしまうのは、ちょっと勿体無い!
そこにある人々の思いなどにも目を向けて感じてみたりすると、より豊かな時間を過ごすことができるのではないでしょうか^^
せっかく遠いところまで足を延ばすので、ぜひ貴重な時間を有意義なものにしてくださいね♩